2019年4月1日の「名医のTHE太鼓判」では「油を大研究」ということで、油について紹介がありました。
油ってだけで避けたくなりますよね。しかし、、、油っておいしいですもんね。やりたくてもやめられない…私個人は油には結構気を使っている方ですが、あまり知識はありませんでした。そこで、今回は体にいい油について紹介します。
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出演者
MC:渡部建(アンジャッシュ) 山瀬まみ
レギュラー:児嶋一哉(アンジャッシュ) 原西孝幸(FUJIWARA) 藤本敏史(FUJIWARA)
ゲスト:勝俣州和 佐藤エリ 須田亜香里 細川たかし やしろ優
医師:大竹真一郎 大谷義夫 斎藤糧三 丸田佳奈 森田豊
タイトル
カツサンドと卵サンドってどちらが油が多いと思いますか?実は卵サンドの方が多いのです。卵サンドに使われるマヨネーズはその75%が油のため、とっても油が多いのです。
この他にもサラダにのドレッシングには9gの油が含まれていたり
このように目に見えない油によってかなりの脂を摂取している可能性があるのです。油のとりすぎは心筋梗塞、脳卒中を引き起こすため、気を付けなければなりません!
ちなみに1日2000kcal必要とする人(成人男性)では1日55gの油が適切な摂取量とのことです。
番組に出演していた細川たかしさんは…ある日の夕食で天ぷら15本、焼肉…と1日128gの油を摂取していました。。。これ、1日ではなく1食です。やばいですね。でも、、、カルビ1人前で44gということらしいので、我々でもこのくらい簡単に言ってしまいそうです。。。
というより私としては油の量よりも海老天1本800円を15本。。。これだけで12,000円という方に驚きを感じました笑。
油の吸収を抑える健康にいい「から揚げ」の作り方
揚げ物の代表格と言ったらから揚げですよね。そこでから揚げの油の吸収を抑えた健康的な作り方が紹介されました。
油の吸収を抑えるためには、ムネ肉を選んだ方がよい
個人的にはもも肉のから揚げが好きですが、やはり健康に良いのはムネ肉です。ムネ肉はモモ肉に比べて半分程度の油しか含まれていないそうです。加えて、ムネ肉にはイミダゾールペプチドが多く含まれるのであるので、疲労回復効果があるそうです。
油の吸収を抑えるためには皮は付けた方がよい
これ意外なのですが、皮って油が多いので頑張って外しちゃいますよね。でも皮には油とともにコラーゲンが多いのでなるべく皮は付けて食べたほうが良いとのことです。
また、皮に含まれる鶏肉の油は「油の多い方に流れる」という性質のため、揚げることによって油の量が減るとのことなんです。
油の吸収を抑えるためには、肉を大きめにした方がよい
肉の大きさによって健康と関係があるのか??と思うのですが、表面積が増えれば増えるほど油の吸収量がふえてしまうのです。そのため、大きく切った方が油の吸収量が下がるのです!!
これポテトにも言えることなのだそうです。つまり細いポテトよりも太いポテトの方が油の吸収を抑えることができるそうですよ!!!
油の吸収を抑えるためには、鶏肉をスポーツドリンクに浸すのがよい
最近では油をジューシーに揚げるために、鶏肉を水に漬けるというのが流行っていますが、それよりもスポーツドリンクに漬けておくほうが良いとのことです。なぜならスポーツドリンクに含まれている、糖分はコラーゲンの保水に役つそうです。
でも肉が浸るくらいスポーツドリンクを使ってしまうのは良くないそうなので、以下のような配分にするのが良いとのことですよ。
お肉 500g スポーツドリンク 大さじ1 醤油 大さじ1 |
これらを加えてしっかりと揉んで鶏肉に吸収させることが大切とのことでした!
油の吸収を抑えるためには、ご飯を炊くときにココナッツオイル
から揚げのお供に必要なご飯ですよね。これはかなり意外ですが、ちょっとココナッツオイルを加えることでココナッツオイルが米をコーティングすることによって、血糖値の上昇を緩やかにすることができるそうです。
味もそんなに影響がないそうですよ!
健康を考えるなら、油は低温で揚げる方がよい
そもそも揚げるときに使う油は「オリーブオイル」か「米油」がよいとのことです。油は高温になっても酸化しにくい油がよいとのことで、この2つの油のどちらかを使うのが良いとのことです。
また、油を高温で一気に揚げると中が生焼けになってしまったり、焦げができて健康を害してしまうことがあるので、低温で揚げる方が良いとのことです!
揚げ物は2度揚げした方がよい
油は高温の方に逃げる性質があるので、高温で2度揚げすることによって余計な油を落とすことができる上に、カラッと揚げることができるそうです。
まずは低温で揚げて、一度から揚げを引き上げ、もう1度高温で揚げ直すというやり方が健康的にもおいしさ的にもいいそうです。
ブロッコリーはレンジでチン、オリーブオイルをかけるのが〇
揚げ物には付け合わせとなる野菜が欠かせませんが、これにはブロッコリーがなかなか良いとのことです。しかし、ブロッコリーは水でゆでると水溶性のビタミンCが溶け出してしまうので、ブロッコリーはゆでずに、レンジでチンするのがよいとのことです!
一方でβカロテンや脂溶性のビタミンCは油と一緒に摂取することによってより吸収しやすくなるので、オリーブオイルをかけて食べるのが良いとのことですよ!!
ほうれん草のお浸しも〇
から揚げの付け合わせとしては意外ですが、ほうれん草のお浸しもよいそうです。ほうれん草にもやはりビタミンCが含まれていることに加えて、鉄分が多く含まれているとのこと。
鉄分の吸収には油、レモン、鰹節が良いそうなので、から揚げとほうれん草のお浸しに米油、レモン、鰹節添えがいいみたいですね!
まとめ
いかがでしたか?から揚げを作るときにちょっとした工夫を付けることによって健康に良い食べ方ができるみたいです。どうせ作って食べるなら注意して作ってみたいですよね!!